パン焼窯を造る、2002年6月25日から

耐火煉瓦で造る石窯です、 簡単です。耐火煉瓦で造る石釜です


我流手抜き石窯一号

6月25日朝7時から 石、ブロック、煉瓦等の破片を入れて地面を固め90センチ四方の木枠にセメントを流す、
夜10時、ブロックを二段並べる

6月26日朝7時、煉瓦を並べる石窯

今になって写真を見て、はて?、火の回りを考えると、
手前の上段の煉瓦を半丁減らす予定。この後、煙道のため後ろの壁の煉瓦も半丁抜く、
右上の穴は熱電対を入れるための穴、柔らかい耐火断熱煉瓦に穴をあけて差しこむ。

 

6月27日とりあえず、完成
後は乾燥待つだけ、
パンを焼いて成功すれば、外側は粘土で固める予定。

しかし何処かで見た形だと思えば・・・、
沖縄だったか、このような形のお墓がありましたね。

石窯

石窯

6月29日、空炊き、熱伝対で石窯内上部の温度500度。

 

6月30日パン焼、写真撮ることを忘れた、食べる事に集中。
500度から600度まで温度をあげて、燃え尽きる頃に熾を掻き出して、250度程度でパンを入れる、
2kの(六斤)パンで30分〜45分ほどで焼きあがります、(窯の形状によって時間はかわります)。
パンは焼きたてよりも一晩おいてからが美味しい。

(温度は熱電対で窯上部の数字ですから、石窯底部ではもう少し低いと思われる)

熱電対とは 

7月2日2度目のパン焼き、 火力強すぎて焦げました、味は抜群。 

石窯


 石窯

上部を粘土で固めました、側壁も粘土で固めます。

横に立てかけてあるステンレスパイプは灰を掻き出すための物。

 

七月五日 三回目、パン大成功、次回から余熱でダッチオーブンを入れる予定。
大成功の喜びでパンの写真撮るの忘れた。パンを焼いた余熱でケーキも焼けました。

今後造りたい物、かまどですね、おくどさん、
炊飯ジャーなんて味気ない呼び方ではなく、さん付けで「おくどさん」ですね。

石窯のパン
七月二一日 手前は自家製酵母、後ろの白いのがイースト菌。

酵母石窯パン

                   自家製酵母

石窯パン
これが3斤の石窯パン
この石窯で一度に3斤が二個は楽に焼ける

自家製酵母の原材料、葡萄・じゃが芋・にんじん・りんご等を発酵させる
この酵母の作り方は簡単です、この酵母でパンを焼くと何故か焼味噌のような香りがする。

9月28日
初めてピザを焼きました、今までピザはなんとなく不味いというイメージがあって
ピザは食べることも無かったのですが、石窯で焼いてみると美味いです、
満腹感で写真は忘れてしまいました。
その後にパンも焼きましたが、作り慣れてきまして、味は抜群!
毎週2Kのパンを焼いていますが、焼く度に味が違いますから面白いですね。

こね鉢
パンを捏ねるための、こね鉢 55cm

 いろいろ焼方を試みましたが、やはり薪を焚いた後は石窯の床を濡れたモップで拭くと
蒸気が篭り石釜床部の温度も下がるためか、結果は良好でした。

石窯パン

天然酵母のパン 小麦粉2k 全粒紛3割

石窯の鮭

2002−10 鶏の丸焼きも美味しく焼きあがりました。

2002−11 鮭を2匹低温で焼きました、これも美味しく焼けます。

知人がこの石窯を見て作った石窯は耐火モルタルを使わずに煉瓦を積み上げただけですが
上手に焼けるらしい、この作りかたは煉瓦の積み替えを考えると良い方法かも知れません。

 

パンの石焼窯を何故作ったか。

 

市販のパンの変化の無い味に飽きて、これでは何か物足りない。菓子も同じく、不味い物が多くて、
今までガスオーブンで焼いていたのですが、一回に焼ける量が限られる、大きいオーブンは値段も高い、ガスも高いし、
そのような時に、リンクもさせて頂いてます三上台の染色作家の増田様ご夫妻に教えていただきました石窯、
これだ!早速作ろうと思い僕流の手抜き工事で三日で仕上ました、恐る恐るのパン焼きでしたが抜群の味に出来ました。
SK32耐火レンガ百円七十個七千円、二丁レンガ七百円十個七千円耐火モルタル千円、計1万5千円。

思うに、今日のパンは美味しい、今日のパンは今一つ駄目だな、このような感覚すら忘れている事に気付く、
僕達は何か大事な物を忘れてないだろうか大量消費の中で、美味しさとは経過も含めての美味しさである事を、
レストランで食らう お決まりの味で全国一律、お題目と薀蓄だけは立派で、不味い食い物ばかりの偽食事。

人間、食う事と遊ぶ事が基本だと信じる馬鹿夫婦にとっては、
健康食とか自然食とか無農薬とか、手作り、なんて物には全く興味も無く、このような言葉すら大嫌いです、
手作り、無添加、自然食、有機栽培、無農薬、このような言葉が氾濫してますが、使いたく無い言葉です、
手作り、この言葉は嫌いだ!
手作りですか?と聞かれたら「足で作るの難しいからね〜」、ほとんどの相手は意味が理解できないらしい、変な顔してる。

ただ美味ければ良し、美味い事と楽しい事が大事なのです、これが基本です。
逆に言えば不味い日も有ってもこそ美味いと感じるのかも知れません、出来不出来があってこそ美味しさなのです、
このような、僕の意味不明な屁理屈ですが、これを理解してもらえる人は居ないだろうな?。

このような事を書くと、市販の菓子、パンは食べないと思われそうですが、そのような事は有りません、
只で頂戴した物は美味い物でして、只ほど美味い、これまた喜んで食べるガツガツした夫婦です。
レストランでも招待されましたら喜んで食べるのですが、金払ってまで食べたくは無いだけの事です、
ご招待、頂き物はありがたく感謝し食致します。

次は何月になるか分かりませんが、おくどさんを作る予定。


 

石窯は難しく考える必要はなくて、簡単に作れます、大谷石、粘土、等でも作ることは可能だと思います、
一回のパン焼に要する薪は一束ほどです。パンを焼いた余熱で、ケーキ、豚肉も焼けます(熱燻製状態の物)
猪肉、鶏、も焼きましたが、美味く焼けました、色々応用できそうです。

 

 

 

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